インマルサットフリートバンド JUE-501 (日本無線株式会社)

JRC JUE-501はコンパクト設計により装備が簡単、お客様自身で容易に高速通信環境の導入が可能です

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船上装置は完全新設計
JRC JUE-501の船上装置は、内部機構には信頼性の高い3軸制御方式を用い、ベースプレートには安定性・耐久性の高い金属製の一体成形品を採用しています。
JRCの長年にわたる衛星通信装置の設計経験より、船上装置は堅牢かつ装備性の高いものとなっているとともに、衛星追尾には外部からのジャイロ信号やGPS信号の入力は必要としません。また、ロータリージョイントの採用により、追尾動作に際してケーブルが絡まることは無く、視野内で完全な連続追尾が可能です。
JUE-501は他のJRC製インマルサット装置と同様、船上装置と船内装置を結ぶのは一本の同軸ケーブルのみとなっていますので装備は簡単です。
JUE-501のこれら電気・機械の両面にわたる特長こそがJRCの高度な技術力の証となっています。

 

安心/確実なインマルサット通信
フリートブロードバンドサービスは陸上携帯電話サービスの3G規格に基づき、音声と高速データの安定した同時接続環境を提供します。最高432kbpsのベストエフォート型高速データ(スタンダードIP)通信と256kbpsまでの帯域保証型データ(ストリーミングIP)通信が可能です。

さらに、GSM携帯電話でのテキストに慣れたクルーにはお馴染みの160文字までのショートメッセージ(SMS)の送受信が可能です。

 

豊富なインターフェイス

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JRC JUE-501では船内装置を刷新し、信頼性の高い新しいインターフェイスを追加しています。Non SOLAS(SOLAS条約規定に拠らない)の音声遭難通信用ポートやプライマリーネットワークが切断された際に自動的にセカンダリーネットワークに切り替える外部WANポートなどがあります。
RC JUE-501では標準のインターフェイスに加えて、更なる拡張性を提供するオプションのジャンクションボードを用意しました。このジャンクションボードを使用すれば4台の電話/FAX、4台の外部ブザー、1台のボイス・ディストレス・ボタン、ジャイロ信号および外部GPS信号入力、リモート電源スイッチおよび多目的接点信号ポートを追加することが可能です。

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